洗濯日和
- yuya-maeda
- 2019年8月30日
- 読了時間: 2分
休日の午前9時 いつもと反対の電車を乗り継いで 目的地は広い公園 洗濯日和だ 空とカメラ持つ君 僕はあくび越しに 交互に眺める さえずる水辺の鳥や背伸びする花たち 君は夢中でファインダーを覗いてる 芝生の上に寝転ぶ 懐かしい匂いがする 洋服が汚れるかも 今日は気にしなくていいや まっすぐ 空 眺めてたら 日頃の悩みが雲のように消えていく気がした 鳥に真似て歌って 花に真似て背伸びして そして たまに君に真似て早起きするね あまり自信はないけど 今日がいい日だから 木陰のベンチ 座って いつもよりおしゃべりな僕に 木漏れ日 眩しそうに 微笑む君が言う 「ほんと、晴れてよかったね」 まっすぐ 君を見ていたら たぶん何もかもバレていたと気づいた さりげなく誘ってきて 何気なく気にしてくれて そして ちゃっかり楽しみ方 見せてくれる 明日を迎えられる 多分 君といれば 君の髪が光を浴びて より綺麗にうつる シャッターを切った真剣な顔 僕と目があって 少し照れくさそう まっすぐ 空 眺めてたら 日頃の悩みが雲のように消えていく気がした 鳥に真似て歌って 花に真似て背伸びして そして たまに君に真似て早起きするね あまり自信はないけど 今日がいい日だから 明日を迎えられる 多分 君といれば
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