StartFragment今　目を閉じて　深く呼吸をしてみる そう　そしてこの手　優しく胸に当ててみる 温かいぬくもりと心臓の鼓動　感じる 今日　上った朝日　沈む夕日を眺めた 目の前にある物や人が当たり前にいることはない 時間は止まらない　悲しさや喜びを連れて...

StartFragment初めは袖余ってた　ハンガーにかかる制服 今日でタンスに眠る 通いなれた通学路　遅刻ギリギリすべりこんだ正門 桜に囲まれた校舎 居眠りをした授業　見せてもらったノート 落書きだらけの机　教科書 ボール追いかけた体育館　走り回った教室 ...

StartFragment小学3年生のころに初恋をしました 気がづけばその子の事ばかり追いかけていました。 「おはよう」って言われるだけで顔真っ赤にしちゃって 意識すればするほどうまく話せなくなって 休み時間　さりげなく近くにいるようにしたり ...

StartFragment「メルアド教えて」と初めての挑戦 意外にも一つ返事でOK 電話帳に登録できた君の名前 さっそくメールしてみたいな 君のページとずっとにらめっこ　 本文は一向に進まない 聞きたいことたくさんあるのに 何からきけばいいのだろう ...

StartFragment目が覚めて最初に見えたのは　朝食作る君の姿 手際の良さはピカイチだけど　包丁のトントンが力強い こりゃどうしたものかと思い　声掛けても無反応 いただきますも言わず　ご飯を頬張ると思いきや 箸をバシっと置いて言う　 ...

StartFragment笑顔に寂しさが垣間見えるのは 出会う前の恋を君は今も引きずっているから 素っ気ない態度で僕の事を遠ざけて そんなことくらいで嫌いになるような　　 軽い気持ちで好きになったんじゃない 傷つきたくない故の絆創膏 ...

StartFragment天気予報が当たり　しとしとと雨が降る 僕の予感もあたり　「ぽろり」涙が落ちる 二人で歩いた街　遅く歩く必要なんてないのに 覚えのある香水の匂い　振り向くと君がいる気がした さよならを先に言うのが　君からでよかった ...

StartFragment噂話から始まった君との恋 すれ違うきっかけもまた噂話 惑わされて君に当たってしまった 僕がいけないって気付いた ケンカ別れの一時間後 信号待ちのバスの中でさっきの事考えてた 外を見ると変わりかけの信号に急いで走る人　 ...

StartFragmentいつも僕の気持ちが　どうやったら伝わるか 君の事　思いだしながら考える 時折　不安そうな顔見せていることも知っている　 だけど　なぜだろう　うまく言えないんだ 思う気持ち　追いつかない言葉 鍵盤　叩いて　探す音符 僕の心に似たメロディ　...

StartFragment母親に抱かれて笑う赤ちゃん　 初めて歩いた日　部屋の落書き　 重そうなランドセル　自転車乗る　練習 父親とキャッチボール　誕生日のギター とんでもない早さで過ぎた日々を振り返ってみると あぁ　なんて幸せそうな僕がいたんだろう ...